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藁白釉湯呑 西端正 茶器 茶の湯を彩る特別な器

藁白釉湯呑 西端正 茶器 茶の湯を彩る特別な器: 9. 4m : 9. 4cm : 10cm NHK B B

SKU: 9201766360 · From mlbdaktechniek.nl

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Description

茶の湯を彩る特別な器

宮川香齋家の代々受け継がれる伝統技法の中で、特に「ワラ灰釉(わらばいゆう)」は重要な役割を果たしています。この釉薬(うわぐすり)は、京焼の始祖である野々村仁清も用いていたもので、宮川家の真葛焼(まくずやき)の象徴的な技法の一つとなっています。ワラ灰釉を使うことで、まろやかな乳白色の器肌が生まれ、その独特の気品が作品に深みを与えます。ワラ灰釉をかけた器は、土の種類や焼き加減に応じて色味が変わり、時には温かみのある赤みを帯び、時には涼やかな青白色を見せるなど、様々な表情を持ちます。

土の記憶が生きる器

本作は、雨上がりの澄んだ空を思わせる淡い“雨過天青”の青釉をまとい、自然石のような自在なフォルムを備えた一輪差しでございます。轆轤成形の途中でわざと胴を潰し、さらに手捻りで凹凸を加えることで、岩肌の起伏や水滴が流れた跡を連想させる有機的な陰影が生まれております。口縁はあえて不定形に割り残し、薄掛けの釉下から銀鼠色の鉄縁(てつぶち)がのぞくことで、静かな青の世界に侘びた輪郭を与えております。

写真でも確認できる淡い翡翠色は、初代 諏訪蘇山様 が二十五年の試行錯誤で完成させた「蘇山青磁」の系譜にあります。胎土に含ませた鉄分が還元焼成によって溶け込み、透明度の高い青緑を呈しています。特筆すべきは段差の稜線に生じるわずかな色溜まり――そこには釉が厚く掛かり、光の加減で淡く翳り、まるで朝露をまとった若筍の艶やかさを想起させます。

藁白釉湯呑 西端正 茶器 茶の湯を彩る特別な器: 9. 4m : 9. 4cm : 10cm NHK B B

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